awntan_52のブログ

あんなこと、そんなこと、どうでもいいこと。 気まぐれに書いてます。

親しみのある「お国なまり」を適度に混ぜても良いと思う

ブログで方言を使う人が少ない件

f:id:awntan_52:20140416155821j:plain 名古屋弁講座。ごく普通に使っていたが、この地方特有の用法だと知って驚いたものに、形容詞の文末の「い」の省略がある。省略することで元の意味を強めたり感嘆の意味をこめたりできる。

例をあげると、安いを「やす!」、辛いを「から!」、暑いを「あつ!」、気持ちわるいを「気持ちわる!」、情けないを「なさけな!」、だるいを「だるぅ!」のように使う。三文字以上の形容詞ならほとんど適用できる。

今では、形容詞の名古屋的用法が全国に広まっているようだ。テレビを見ると若者が普通に使っているし、CMでも耳にする。名古屋由来で全国に普及した言葉というのは意外に多いのではないか。

武家言葉の「ござる」が全国に普及したのも、尾張三河出身の武将たちが使っていたことに由来するという説がある。ござるは「いらっしゃる」の尊敬語で「北野さんはござるかね?」のように使う。

でも「ござる」は御座候(ござそうろう)という古語があるから、名古屋弁が由来とはいえないか。

さて、ブログは「話し言葉」で書くと良い、という教えがある。そのわりにみんな標準語で書いている。地元客が相手なら、親しみのある「お国なまり」を適度に混ぜても良いと思うが、いかがだろうか。もっと人柄も伝わるはずだ。

( °◡°)